長野県議会 2005-03-08 平成17年 2月定例会本会議-03月08日-09号
それはやはり、才能教育という場に訪れたいというふうにユニス・シュライバーとリンダ・シュライバーが言って、豊田耕児さんのもとに訪れて小さな子供たちがバイオリンの演奏をするのを拝見させていただきましたけれども、あれもやはり本県から出ていった世界へのソフトパワーの鈴木メソッドでありますし、そうした日々の訓練や練習というものの一つの発表の場がスペシャルオリンピックスだという形が本県から発信できたならば、それは
それはやはり、才能教育という場に訪れたいというふうにユニス・シュライバーとリンダ・シュライバーが言って、豊田耕児さんのもとに訪れて小さな子供たちがバイオリンの演奏をするのを拝見させていただきましたけれども、あれもやはり本県から出ていった世界へのソフトパワーの鈴木メソッドでありますし、そうした日々の訓練や練習というものの一つの発表の場がスペシャルオリンピックスだという形が本県から発信できたならば、それは
鈴木メソッドの創設者鈴木鎮一氏は、人間の能力は生まれつきの才能ではない、人の能力は環境によってつくられるものと述べておられます。子供はどの子も生まれたときには無限の可能性を持っています。ただし、この可能性は親次第、教師次第、環境次第で大きく違ってくるのではないでしょうか。人間は生まれながらにしてすばらしい才能を持っています。その才能を伸ばしてやるのは我々大人の役目です。
1970年代に鈴木忠志が編み出した「鈴木メソッド」は、日本の古典芸能である能、狂言にも通ずる下半身の感覚と足の動きを重視し、床との作用・反作用、動と静を対比させる訓練法として内外の専門家から高い評価を得ているなど、鈴木氏自身の名声もありますが、今日の利賀フェスティバルの成功は、村民のひたむきな努力と利賀芸術公園財団による支援など、県を挙げてのバックアップによるところが大きいのであります。
褒めて伸ばす鈴木メソッドで有名な才能教育者の鈴木鎭一さんの話です。「私は決して子供をしかりません。もちろん教えていてだめなところはあります。しかし、そのだめなところを除くと、あとは全部いいところばかりです。だから私はそのいいところを褒めます。褒めればうれしくなるのは子供も大人も同じです。自分はできるのだという喜びがわいてくる。自信がつく。その自信がやる気を育てます。